本日は午後有給を使いハローワークに行って給付金の申請を行ってきました。
教育訓練給付制度(専門実践教育訓練)の概要
**教育訓練給付制度(専門実践教育訓練)**は、厚生労働省が提供する公的な支援制度で、特定の教育訓練を受講することで、支払った費用の一部を国が補助する仕組みです。この制度の目的は、労働者のスキルアップを促進し、キャリア形成や再就職を支援することです。
特に「専門実践教育訓練給付金」は、高度な専門知識や技能を身に付けるための教育機関での学びを対象とし、支給額は支払った教育訓練費の**最大70%に上ります。さらに、資格取得後に就職やキャリアアップが確認されると、追加で支給される可能性があります。この給付金を受けるためには、雇用保険に一定期間加入していることや、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を受講することが必要です。詳細は厚生労働省のHPでご確認ください。また、申請手続きには複数の書類が必要で、事前の準備が求められます。
以下、筆者がハローワークで教育訓練給付金を申請した体験を具体的にご紹介します。
手続き手段
教育訓練給付金の申請はオンラインでも可能ですが、今回は「100万円規模の手続き」ということもあり、念のためハローワークの窓口で行いました。手続きは思ったより簡単で、スムーズに進みました。
申請に必要な書類
申請には以下の2種類の書類が必要です。
- キャリアコンサル実施後の書類
以前ブログで紹介した通り、キャリアコンサルティングはオンラインで実施しました。その際の内容を記載した書類と実施証明書が後日メールで送られてきたため、それを印刷して持参しました。
※ハローワークでキャリアコンサルを実施する場合は、事前に「パソナ」に電話して予約が必要です。その場で書類が渡されるので、それを窓口で提出します。 - 申請書
申請書はインターネットからダウンロードできますが、ハローワークにも備え付けられているので、現地で記入することも可能です。今回はその場で記入しました。
事前に準備しておく情報
申請をスムーズに進めるため、以下の情報を事前に準備しておくと便利です。
- 雇用保険の番号
会社の人事部に問い合わせて確認が必要です。 - 講座の名称および指定番号
立教大学のHPに記載されていたため、そちらを参照しました。 - マイナンバーカードおよび銀行口座情報
銀行口座情報は通帳やキャッシュカードを確認される場合があります。筆者は三井住友銀行のナンバーレスカードを利用しており、その場でスマートフォンアプリを表示して対応しました。
実際の申請手続きの流れ
書類を準備した上で、ハローワーク窓口で手続きを進めました。
- 申請書類の記入
申請書の記入にかかった時間は約5分ほど。 - 順番待ち
窓口の順番待ちは約10分程度でした。 - 窓口での対応
窓口では必要書類を確認し、内容を確認するだけなので、10分ほどで手続きが完了しました。
全体の所要時間は30分程度。書類も2種類しかなく、思ったよりも簡単でした。
今後の手続き予定
この後、問題がなければ給付金の支給に必要な「証書」が送られてきます。そして次回の手続きでは、以下の書類が必要になります。
- 申請書
- 証書(後日ハローワークから郵送される)
- 修了書(大学院から送付される)
- 領収書(同上)
- 経費申請書(本日ハローワークで受け取った書類を記入)
10月中にハローワークに再度訪問する予定であり、その際の体験談も後日共有する予定です。
まとめ
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