文系出身元板前が独学で勉強しAI開発案件を1年行った話

AI

少し遅くなりましたが、AI開発に参画して1年が経過しました。
振り返ると、未経験からの挑戦でいろいろありましたが、なんとかやってこれました。
今回は、この1年がどんなものだったかをまとめてみます。


経歴

私は経済学部出身で、大学時代に数学は数学ⅡBまで学んだものの、卒業後は特に勉強せず。
料理人(板前)をしていた時期もあり、エンジニアとは無縁の世界にいました。

そんな私がAIに興味を持ったのは30歳のとき。
まずはYouTubeで勉強を始め、数学Ⅲ・大学数学・統計学をすべて動画で学習しました。

「本当にYouTubeで勉強できるの?」と思われるかもしれませんが、意外と理解できるものです。


開発経験

正直に言うと、ほぼゼロでした。

  • 自分用にJupyter Labでちょっとしたものを作ったことがある

  • .pyのPythonファイルを見たことがある

  • batファイルの存在すら知らなかった

  • 一応、過去に開発ベンダーを雇ってプロジェクト管理をしたことがあり、基本設計・詳細設計などの言葉は知っていた

そんな状態で案件の面接に臨み、上記の経験を「開発経験あり」と言い張って(笑)、なんとか案件に参画しました。


言いたいこと

  • 未経験でもなんとかなった

  • 人工知能の開発経験をかなり積むことができた

  • 今では「実務経験あり」と胸を張って言えるようになった

  • コード作成から要件の具体化までできるようになった

もちろん苦労もありましたが、この1年で大きく成長できました。


期間

  • 2024年4月〜2025年3月


取り組んだ案件

主に「レポートや記事から経済指標を予測する」系のプロジェクトに携わりました。

  • レポートの指標を作成(MLP)

  • 記事+経済データで経済指標を予測(LSTM)

  • 記事のベクトル化(BERT)

  • 最適ポートフォリオの作成(PULP)

最初は「MLP? LSTM? BERT??」という状態でしたが、手を動かしているうちに理解が深まりました。


できるようになったこと

  • Pythonファイルの記述

    • 最終的にはクラスを作れるようになった

    • まだまだ「にわかオブジェクト指向」だけど、それなりに形にはなった

  • 人工知能モデルの実装

    • Kerasを使ったニューラルネットワーク・LSTMの実装

    • Keras Tunerを用いたハイパーパラメータチューニング

    • BERTを使った文章のベクトル化

自分でコードを書けるようになり、少しずつ「エンジニアっぽく」なってきました。


苦労したこと

① 要件の具体化・認識合わせ

最初は**「何を作るのか」「どういう仕様にするのか」**の認識がバラバラで、プロジェクトが破綻しかけました。
この経験から学んだのは、図を使ったイメージ資料作成の大切さ

  • 「こういうイメージですか?」と図で共有

  • 全員の認識を合わせる作業を丁寧に行う

これを徹底することで、ようやくプロジェクトが回り始めました。
「技術力よりも、要件定義・認識合わせの方が大変」というのは実感しました。

② 説明の難しさ

  • 処理を説明するときに、いかにシンプルに伝えるか

  • 図を使って端的に説明する力が必要

技術的な部分を理解するのも大事ですが、それ以上に「他の人にわかりやすく伝える力」も求められると痛感しました。


いまいちだった点(来年度の課題)

  • プロジェクトの進め方

    • 要件をしっかり決める(何をやる・何をやらない)

    • スケジュールを明確にする(いつまでに必要か)

  • 処理の説明

    • 図を使ってわかりやすく伝えるスキルを向上させる

このあたりを改善すれば、よりスムーズに開発が進められるはず。


まとめ

文系出身・元板前という異色の経歴でも、独学でAI開発に挑戦し、1年間の実務経験を積むことができた

最初は「自分にできるのか?」と不安でしたが、結論としては「やればなんとかなる」。

  • 未経験からでもAI開発に携われる

  • 実際に手を動かせば、技術力はついてくる

  • エンジニアとしての実務経験も得られる

来年度は、さらにスキルアップを目指して「プロジェクト進行のスキル」や「説明力」を高めていきたいと思います。

この経験が、これからAIエンジニアを目指す人の参考になれば嬉しいです!

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