統計検定2級をほぼ無料で合格したときの話
統計検定2級は、統計学の基礎から応用まで幅広い知識を問う資格試験です。この記事では、筆者が2024年1月に統計検定2級を受験し、ほぼ無料の学習環境で合格した体験を共有します。
統計検定2級概要
レベル: 大学基礎レベルの統計学を網羅し、高校数学—特に数学II・B—の知識が必要です。
学習範囲:
- 統計の基礎知識
- 記述統計(平均、分散、標準偏差など)
- 確率分布(正規分布、二項分布など)
- 推測統計
- 区間推定
- 仮説検定
- 回帰分析
- 分散分析
これらのトピックは、社会科学や自然科学の分野でデータを分析する際に必要な知識です。
実体験
期間: 2023年12月—2024年1月(約2か月間)
勉強前のスペック:
- 文系(経済学部)卒
- 高校数学は数学II・Bまで学習済み
使った教材: 筆者はYouTubeをメインの学習ツールとして活用しました。以下は、具体的に役立ったチャンネルです。
- 統計チャンネル
- 2級範囲の大部分をカバー
- 各回15分程度でコンパクト
- 動画の最後に演習問題があり、飽きずに学習できる
- とけたろう
- 回帰分析と分散分析の学習に特化
- このチャンネルも最後に演習問題が含まれており、実践的な理解が深まる
- 栄光ゼミナール
- 2級試験範囲には直接関係ないが、積分に不安がある場合におすすめ
使った過去問:
・2018—2021年
・ 2015–2017年
・ 2011–2013年
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古い年度の過去問でも有効な問題が多く、実践力を鍛えるのに役立ちました。
不安な方は演習問題で自信をつけてから本番に臨んでください。
結果: 2024年1月の試験で90点を取得し、優秀賞を受賞しました。
学習のコツ
- 短時間学習の積み重ね:
- YouTube動画を利用し、1回15—30分の短時間で集中して学ぶことを意識しました。
- 過去問の徹底演習:
- 過去問を解くことで出題パターンを把握し、試験本番への準備を万全にしました。
- 基礎を固める:
- 特に記述統計や確率分布の理解が重要です。ここが曖昧だと後の内容が難しく感じられるため、基礎をしっかり押さえました。
まとめ
統計検定2級は、計画的に学習を進めれば独学でも十分合格可能です。筆者はYouTubeという無料のリソースを活用し、効率的に学習しました。過去問の購入以外はほぼ無料で準備できた点も魅力的です。
これから受験を考えている方は、今回紹介した方法を参考に、ぜひ挑戦してみてください!
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